腰痛の原因
腰は、骨でも筋肉でもない「腰」という部分を指します。腰の痛みは、筋肉が起こすもの、骨の状態が起こすもの、急性の腰痛のように突然おこる急性腰痛症から、繰り返し起きるしつこい慢性腰痛症また、内臓疾患のトラブルによって引き起こされるものがあります。 筋肉や靱帯、骨や脊髄、内臓疾患などによって起きる腰痛は、その病名によって呼ばれますが、原因がわからないときは、腰痛症として、一括して呼ばれることが多いようです。以前は、明らかな背骨の疾患や、内臓が原因の痛み以外の腰痛は、関節や筋肉の損傷や負担が原因という見方が主でしたが、近年ではそれだけではなく、心理的な影響、社会的な影響も腰痛の原因に関わっているのではないかという見方も多くなってきました。腰にも内臓にも検査で異常がみられなくても、精神的ストレスだけで腰痛が起こるケースがあるようです。様々な原因を詳しくみていきましょう。
姿勢が原因の腰痛
体を酷使する肉体労働でも、長時間座り続けるデスクワークでも腰痛になることがあります。腰に無理がかからない姿勢を取れば、腰を支える筋肉の働きもしっかりしてくるのですが、体にとって良くない姿勢を取り続けてしまうと、腰に悪い刺激が入り、腰を支える筋肉の力が弱まってしまうことがあります。これが毎日のように繰り返されると、椎間板の水分が減少し後に、そこに亀裂が入るといった変化が起こる可能性もあります。状態によっては、それが原因で腰痛や関連する症状を引き起こすことにもなりかねません。てぃだは、内臓からくる腰痛以外での1番の原因は股関節のズレが起因する骨盤の歪みにあると考えます。股関節が亜脱臼して片方の骨盤を持ち上げると骨盤に直角についている腰椎は歪み椎間板がいびつになり神経を刺激して腰痛が起きるのです。てぃだの整体施術は股関節のズレを矯正して、骨盤の歪みを正します。原因の根本を正すことが大切なのです。
運動不足が原因の腰痛
腰を酷使しなくても腰痛にはなります。腰痛の人は腰を支えるための複数の筋肉が緊張して硬くなっていることが多いようです。これは、軽症のうちであれば腰周りの筋肉を柔らかくするような簡単なストレッチや運動で、緩和させる事が可能です。しかし、腰周りをほぐすような運動をすぐにせずに、筋肉の硬くなり始めを放置しておくと、ちょっとストレッチをしたくらいでは、腰痛が楽になることを実感しにくくなります。
精神的な緊張が原因の腰痛
頭の中であれこれ考えるといった、精神的な負担を余儀なくされながら、荷物を抱える作業など行っている時、腰背部の筋肉へかかる負担は、精神的負担がない時よりも、かなり増加するといわれています。また、腰痛の痛みに耐えたり、腰の心配をして不安になったりすることで、余計ストレスが増してしまい、腰痛が慢性化してしまうこともあります。
肥満が原因の腰痛
肥満は成人病の予備軍だけでなく、腹筋・背筋を弱くします。腹筋・背筋が弱ると骨盤や腰椎を護る筋肉が衰えて腰痛が起きるのです。ぎっくり腰になる方の「8割は肥満体の方」であるというデーターもあります。
腰痛がおきるきっかけ
- 長い時間パソコンをしている時
- 出張で新幹線や高速バスに座り続けている時
- 寒い場所にじっとしていた時
- ストレスがたまってイライラが続いた時
- 重い荷物を持ち上げた瞬間
- たまにしか履かないハイヒールで歩いた後
腰痛のメカニズム
背骨は積み木のように積み重なっている「椎骨」という24個の骨と、骨と骨の間でクッション材の役割をする「椎間板」から成り立っています。背骨の中央には、脊髄神経が通っている縦に長い「脊柱管」という孔があります。そして「椎間関節」という関節がそれぞれの節にあるため、腰をかがめたり伸ばしたり柔軟な動きが可能になります。おおまかに挙げてもこれだけの構造をもっているわけですが、これらの構造を支える筋肉、それを機能させる神経なども関わってきます。何かの原因によって、椎間板が飛び出してヘルニアになったり、脊柱管狭窄症のような神経を刺激する症状になると、腰の痛みや大肢痛などを生じます。また、日々多くみられる腰の痛みのように、筋肉の疲労により腰を支える筋肉の力が低下すると、血液の循環も悪くなり痛みを出す物質が生産されます。筋肉の緊張も強まります。すると腰部の不快感や痛みが繰り返し起きるようになるのです。てぃだの整体は、骨格の調整だけでなく、筋肉の緊張を和らげ血行を促進し痛みの物質を、体外に排泄する作用も促進します。
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