肩こりの原因

肩こりの「痛み」は筋肉の緊張です。ではなぜ筋肉が緊張してしまうのでしょうか。筋肉は絶えず働いています。もちろん寝ている時も働いています。筋肉を運動をさせる際、栄養源であるブドウ糖と酸素が必要になります。筋力以上の運動をした時には、酸素の供給が追いつかなくなり、筋肉内に蓄積してあるピルビン酸という物質が乳酸となり、供給されなくなった酸素の役割を乳酸が行い筋肉を収縮させますが、乳酸の排出が静脈から追いつかなくなると、筋肉細胞内に乳酸が滞ってしまいます。一般に肩の痛みはこの状態にあたります。

筋肉の役割は身体を動かすことだけでなく、伸びたり縮んだりを繰り返すことによって、血液の流れを促進させるポンプとしての働きもあります。筋肉を長時間使い続けると、そのポンプの作用が追いつかなくなり、疲労物質は排泄され難くなってしまいます。それでも筋肉は働き続けるので、疲労物質(乳酸)はどんどん蓄積されます。この繰り返しによって、筋肉は柔軟性を徐々に失っていき、硬い筋肉に変わっていきます。これが「こり」の正体です。

マッサージや指圧で治療してもすぐコリが戻るのはなぜでしょうか。てぃだでは股関節のズレが起因する骨盤の歪みが最大の原因と考えます。骨盤が歪めば脊椎も変形を繰り返しながら、まっすぐに(見た目は)立つことになります。偏った筋肉の緊張が肩に集まり「こり」として認識されるのです。てぃだの整体施術の根幹は股関節矯正にあると言っても過言では無いのです。股関節矯正から骨盤矯正、そして全身の関節を緩め筋肉をほぐして肩こりや腰痛などの不快な症状を改善しています。

肩こり

肩こりに潜む病気

肩の痛みは姿勢による筋肉疲労や運動不足などを、一般的にはイメージすると思いますが、中には病気が潜んでいるもの、また病気から肩の痛みが悪化するものなどがあります。目の疲れ・心の病・体型などいろいろありますが、骨や内臓の病気には特に注意が必要です。

【骨の疾患】 【内臓疾患】
 頚部椎間板ヘルニア  心筋梗塞
 肩関節周囲炎(四十肩)  狭心症
 むち打ち症  糖尿病
 腫瘍  高血圧
 変形性頚椎症  肺腫瘍
 胃潰瘍
 腎臓疾患

※てぃだの整体施術で改善されない場合は、内科のお医者さんに相談してみてください。


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